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ircle presents「HUMANisM 〜対談編〜」須田原生(Bentham) × 仲道良(ircle)

 




 

今年CDデビューから10周年を迎える大分発ロックバンドircleが自身最大キャパ会場で行う自主企画「HUMANisM 〜超★大乱闘編〜」

ircleメンバーがそれぞれのパートごとに仕切りとなり、共演アーティストと対談を行う企画「HUMANisM 〜対談編〜」がスタート!

 

第二弾はGt.仲道企画の1対1ゆるカフェ対談!

仲道が対談に選んだのは、2018年1番対バンが多かった?!Benthamのギター須田 原生!

同年代でもあり、2018年数々のライブを共にしてきた2バンドの対談をオシャレなカフェにて決行!

ギタリスト2人は珈琲を片手に何を語るのか!

 

 



 

 

〜〜珈琲到着

 

 

須田「どういう感じで進むんですか?」

 

仲道「俺こういうの苦手だからな〜〜(笑)基本いつも流れに乗るタイプだから!(笑)」

 

須田「しかも良くんとこうやって対面に座って話すこともなかなかないからね。」

 

仲道「そういうのしない人種だから(笑)」

 

須田「(笑)」

 

 

〜〜珈琲を飲み気合を入れ対談スタート!

 

 

仲道「今回は、HUMANisM〜超★大乱闘編〜ご出演いただきありがとうございます!」

 

須田「いえいえ、こちらこそありがとうございます(お辞儀)」

 

仲道「何を隠そう、2018年いっちばん対バンしてるからね!(笑)」

 

須田「本当ですよ!何回したんですか!」

 

仲道「いやもう結構よ。1月から1年通してコンスタントに。そうなってくると、来年頭もはずせないでしょって。」

 

須田「ありがとうございます!もはや対バンしたくてお互いに呼びたいけど一緒にやりすぎだしどうしようみたいな感じになってきてましたよね(笑)呼んでくれて嬉しかったです!」

 

仲道「(笑)で、今回のイベントが、俺たちがCDをリリースしてちょうど10年になるから、このタイミングで大きなイベントをって。Benthamなんてほぼ同世代だし、こういう人たちを呼んでイベントしたいなって。」

 

須田「なるほど。CDリリースして10年なんですね。。Benthamは結成して8年とかなので、そう考えると同年代だけど大先輩ですよ。」

 

仲道「そっか。。俺たち、キャリアだけでいうとアルカラとかと近くなってくるから、もう自分たちでもよく分からないんだよね(笑)」

 

須田「でも、ちゃんと話し出したのは結構後なんですよね。うちのヴォーカルのオゼがやばいバンドがいるって言ってるのをライブ帰りの機材車で聴かせてきて。一方的に知ってはいて。そのあと今の事務所に入って、社長を通して河内くんと知り合ったのが5年前くらいかな。それが最初っすね。」

 

仲道「そうだね。そっから知り合って、ここ2、3年の距離の縮み具合がすごい!(笑)しかも割と長尺で一緒にやることが多かったし。」

 

須田「でもなかなか東京とか関東で一緒になることがなかったから、今回嬉しいです。」

 

仲道「しかもEAST!」

 

須田「EASTであれだけのバンド数であの規模感で1日通してのイベントってここ最近あんまりないっすよね。」

 

仲道「ないね〜。俺らの周りでもあんまり見ないかも。イベントのイメージ的には数年前にグッドモーニングアメリカがやってたコンピの主催イベントみたいな感じかな。」

 

須田「なるほど!そして今回のメンツ、ircleにしか揃えられない感が本当すごいです!」

 

仲道「そして今回が初回だからね。バンド主催のフェスが多い中、俺らにしか呼べないメンツが揃えられたかなって納得できてる!そこにBenthamがいてくれて嬉しい限り。」

 

須田「いや〜、呼んでもらえてよかったです!ドキドキしてました!!(笑)うちのオゼは呼んでくれた時涙が出そうだったって言ってましたよ!(笑)」

 

仲道「オゼくんアツい男だからね〜!この間周南でのライブの後の打ち上げで話してた曲作りの話とか、すごい共感できたな。シンパシー感じられた。あと、共感といえば、須田くんとはお互いメインヴォーカルじゃないけど曲作るっていう共通項がでかい!」

 

須田「それはありますね。あと性格的にも俯瞰的に見るポジションってのも似てるものを感じてます。バンドとしても似てるけど、ヴォーカル同士も似てるし、それを見る僕たちも似てる(笑)」

 

仲道「そうだね(笑)とにかくヴォーカルの翻訳能力はどんどん上がってる自信がある。(笑)」

 

須田「超分かります!!!(笑)こいつは今何を考えているんだろうって!!」

 

仲道「いや〜、須田くんのその優しさはライブ中も滲みでてるよ(笑)」

 

 

〜〜ここからお互いのプレイの話

 

 

須田「そういえば、ircleってこの10年でライブのスタンス変わったりしてるんですか?」

 

仲道「そうだな〜、初期の頃は学生だったから、当時流行ってた残響系とかを見てて、とにかく暴れたら勝ちなんじゃないかって(笑)あ〜、今日のライブめちゃくちゃカロリー消費したな〜、、勝ったわ。みたいな(笑)とにかく自分だけが楽しんでた。それからだんだん自分のスタイルとか技術を気にしたりしたんだけど、自分たちの周りの環境の変化があって、このままじゃダメだって時期がきて。バンド全体でちゃんと話し合って、もっと自分たちの責任感を強くしようとしてからはかなり目覚めたかな。ライブをしててただ弾くだけじゃなくて、歌詞や情景を伝えられるように表情だとか動きだとかはかなり気にするようになったかな。」

 

須田「確かに、ギターって歌詞や情景を表現しやすい楽器だと思います。色付けの部分で。良くんはその表現を確立してる感じが半端じゃないですよ!(笑)」

 

仲道「(笑)ギター弾いて楽しいのはずっと変わらない!(笑)」

 

須田「滲み出てますよ(笑)ライブ中に前に出てからエフェクターボードに戻る姿がめちゃくちゃかっこいいですもん(笑) 納まりにいってる!」

 

仲道「それ見られてるのは恥ずかしいな(笑)いやでも、ボードに戻ってるときは家に帰るぐらいの安心感はある。」

 

須田「すごいな〜。僕は元々振り切ってた方じゃないから。事務所に入って、振り切ったこととかもやってきたけど自分の中で違うなって思ったり。色々試行錯誤して最近やっと見つけたって感じです。」

 

仲道「そうなんだ。僕は須田くんがお立ち台に立ってギターソロを弾くときに、手元とか見ながら弾いてる感じが、家でフレーズをチクチクとつくってるんだろうなって感じがして俺は好き!オープンで明るい人じゃないんだろうなっていうシンパシーも感じた!(笑)」

 

須田「確かに、僕は細かく組み立てていくタイプではあります(笑)すごい、めっちゃ細かく見られてる、、(笑)そういうのもこのEASTのイベントで見てみるのも楽しそうだな、、!」

 

仲道「そうだね。長くステージに立ち続けてる人もいるから、色々な部分が見られるかも」

 

 

〜〜ここからイベントの話に戻る

 

 

須田「どんなイベントになるか想像できないな。」

 

仲道「出順とか相当迷うよ。ずっとステーキが続いてるみたいなメンツだから(笑)」

 

須田「いや〜、濃いっすね。悩みに悩んだ出順とかを当日楽しみに見てますね!」

 

仲道「あとは、打ち上げが相当楽しみ。(笑)帰るまでが修学旅行的な気分で、帰って次の日二日酔いかどうかを確認するまでがこの日のイベントみたいな。(笑)ircleが潰されていくのを後輩がビクビクしながら見てる絵が浮かんでくるな、、」

 

須田「この日ばかりはircleが潰されそうっすね。楽しみにしています(笑)」

 

仲道「そして俺たちもこのイベントをどんどんデカくしたいと思ってて。ゆくゆくは大分ででっかいフェスをやりたい野心があるから、その時は絶対に出て欲しい。」

 

須田「うわ〜。めちゃくちゃいいですね。もちろんです!呼ばれるかビクビクしながらまっってます!(笑)その時は、今と変わらないマインドでお互い成長してたらいいっすね。」

 

仲道「そう、そのためにも今回のイベントは大事な1日になるから、よろしくお願いします!」

 

 

〜〜だいだいの話を終え、一息つく仲道

 

 

仲道「こんな感じかな、、(自信なさげに)

大丈夫かな。。一応俺の関所は超えられたはず!(笑)須田くん、ありがとう!」

 

須田「こちらこそ、ありがとうございました!!!」

 



 

―――こうして珈琲を飲み終えた二人は、お酒を求め呑み屋街に消えて行くのだった。

HUMANisM当日は各バンドの細やかなギタープレイにも要注目!?
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