ircle pre.「HUMANisM〜対談編2022〜」マツイ ユウキ(Hakubi)× 伊井 宏介(ircle)

ircle pre.「HUMANisM〜対談編2022〜」マツイ ユウキ(Hakubi)× 伊井 宏介(ircle)

 

2020年の第2回開催からコロナ禍を経て、第3回目となる「HUMANisM〜超★大乱闘編2022〜」の開催が決定!

今年も、恒例となっているイベントホストアーティスト"ircle"メンバーが仕切りとなり、共演アーティストとの赤裸対談を行うあの企画「HUMANisM 〜対談編〜」を決行しました!

 

 

今回は、ircleベースの伊井宏介とHakubiドラムのマツイユウキの意外な対談!

実はかなり仲が良いというこの2人。まるで居酒屋のようなラフ対談をお楽しみください!

 

 



 

 



 

 

 

 

 

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〜〜真面目風な対談スタート

 

 

伊井「では、本日はマツイユウキさんをお迎えして!わたくし伊井宏介と対談をしたいと思います!緊張してますか?」

 

マツイ「めちゃくちゃ緊張してます(笑)基本的にこういうのは片桐(Hakubiボーカル)がやるので。伊井さんに本当に僕ですか?って何回も確認しましたくらいです(笑) 」

 

伊井「そうだったね(笑) まぁでも伊井といえばまっつんだから。お願いしますよ。いつもの感じで!(笑) じゃあまずは、ircleの第一印象!どんな感じだった?」

 

マツイ「僕実は、4,5年前に一度カメラマンとして京都でお会いしてまして。その時はバンドをしてなかったので、普通にライブを見てるっていう感じでしたね。バンドとしては、2019年のFACE IT!!が初めましてだと思います。」

 

伊井「そうだね。九州だった。」

 

マツイ「その時は、ただただ怖かったです。4人とも(笑)ステージに立つ者同士として同じ目線に立った時に、僕たちみたいな若手が相手にされないんだろうな、みたいな。とにかく怖かったです。」

 

伊井「まじか(笑)みんなから怖いって言われるけど、なんでだろう。スーパーポップおじさんたちなのに。」

 

マツイ「接触したらそうでした(笑)それまではやっぱりオーラが。。」

 

伊井「そうなのか。。俺のHakubiの印象は、本当に初々しいなって思った。でも、曲は良くてこれから化けるんだろうなって。それで、2021年に出た新譜”era”聴いたんだけど、めっちゃ良かった。俺はsyrup16gとか好きなんだけど、このアルバムを歩きながら聴いたりしてて、不意に歌詞の言葉が耳に刺さるところがsyrup16gに近いものがあるなって。」

 

マツイ「片桐がsyrup16gが好きだったりするんですよね。実は、Hakubiのメンバー3人とも好きな音楽の系統はバラバラなんです。僕はロックが好きです。特に解放弦が気持ちいい感じのバンドが大好きで良く聴いてます。昔Rhythmic Tor Worldのコピバンとかしたりもしてました。」

 

伊井「へえ!ジャンルがバラバラだと意見がぶつかったりはしないの?」

 

マツイ「ぶつかることはないですね。それぞれがお互いの意見をちゃんと聞いていく中で、自分には無い引き出しを見つけて譲り合うみたいな。」

 

伊井「まっつんはめちゃくちゃ優男だしね!でもその曲作りの感じはircleとも近いかもしれない。」

 

 

 

〜〜〜Hakubiについてさらに掘り下げる

 

 

伊井「自分達Hakubiについて、周りからどう見えてると思う?」

 

マツイ「そうですね、例えばバンドのブッキングリストがあったとして、その中でも他のバンドにはないような世界観はあるのかなと思ってます。独自の世界観というか。自分達は好きなことをやらせてもらっているだけではあるのですが。でも、ircleもそうじゃないですか?」

 

伊井「そうなのかも。ircleもみんな好みの音楽はバラバラで。でもみんな日本語ロックで育ったから、そこに最終落とし込むためにそれぞれが好きな音楽の要素を集めていく、みたいなイメージでやってる。」

 

マツイ「普通はそれが混ざり合うのが難しいですよね。」

 

伊井「そうね。昔は結構ぶつかってたりしてたけど、最近はそんなことなくみんな受け入れてる。むしろHakubiはその年でよく物腰柔らかくいけてるなと思う。」

 

マツイ「3人とも争いは嫌いなので(笑)」

 

伊井「そういえば久しぶりにクレストで対バンして、音の作り方とか結構変わった印象があったんだけど、何かしらの変化があったのかな?」

 

マツイ「なんでしょう、、でも、音響さんがほとんどの箇所に付いてくれるようになったツアーは大きいかもしれないです。メンバー内では意見できなかったことも言ってもらえて、自分達の強みも分かった気がします。」

 

伊井「その音響さんってまさか?」

 

マツイ「みんな大好き池田さんです。(※ircleも担当している個性派PAさん) 」

 

伊井「まぁ、後でゆっくり話しましょう(笑)他には何か心境の変化とかあった?」

 

マツイ「そうですね。2020年コロナ禍でライブや、やろうとしたツアーが白紙になったんですけど、そんな中で2021年2,3月でツアーをやろうって準備進めてたんですね。でもそのツアー付近で結構コロナも増えてきた状況になってしまって。それでもツアーを開催したんですけど、その状況下に自分達の冠イベントを完遂できたことで生のライブの良さに改めて気づきましたね。そこで意識は変わったかもしれないです。」

 

伊井「確かにその時はライブやってると若干風当たりが強かった時だよね。」

 

マツイ「そうですね。そこで対バンだった公演をワンマンにしてやったりしたんですけど、それでも開催して良かったと思いました。地方ごとのノリの違いも感じられたし。」

 

伊井「良いことだね。地方ごとに対策も違うし、各所色々やってる。本当にHakubiはずっとツアー回ってたよね。」

 

マツイ「そうですね。それもだいぶ楽しかったです。」

 

伊井「2021年8月にはircle企画で渋谷で久しぶりにツーマンもしたしね。あの日も楽しかった。本音を言うと、ああいう日に打ち上げもやりたいよね。。」

 

マツイ「そうですよね。FACE IT!!振りだったので改めて印象もちゃんと聞きたかったですし、河内さんと片桐がそういう話をしているのを見ながらお酒飲みたかったです。」

 

伊井「まっつん、本当に優男だな!(笑)」

 

 



 

 

〜〜〜〜ちょっと趣向を変えてみて

 

 

伊井「実は、先ほども話にあった2バンド共通のPA池田氏からメッセージをいただいています。」

 

マツイ「めちゃくちゃ気になります(笑)」

 

 

池田氏から見た2バンドの最近の印象

ー ircle ー

出会った時と変わって欲しくない所は全く変わらず、大人になった余裕感が出てどんな場所どんな状況でもircleのライブが出来る

凄いなと思います。

 

ー Hakubi ー

そもそもスタートからバンドとしての大事な部分は持っているバンドだったので、それに磨きがかかって更に振り幅もきくようになってきたと思います。

 

 

 

 

マツイ「だいぶ真面目に答えてくれてますね(笑)」

 

伊井「そうなの(笑)でも確かに、ircleは昔は勢いだけだったけど最近は大人の余裕が出てきた気がしてる。」

 

マツイ「そうですね。伊井さんはステージでエロいです(笑)コーリングの時にライブを見た時も吸い込まれそうになりました。」

 

伊井「そうかな?!(笑)そんなことないよ。。Hakubiはこのメッセージを聞いてどう?」

 

マツイ「振り幅に関しては確かによく言ってくれますし、自分でもそう思うかもしれないです。」

 

伊井「あんまり最近のバンドでいない感じですごくいいと思う。面白いよね。」

 

 

池田氏が2バンドに出会った時の印象

 

ー ircle ー

昔働いてたライブハウスで初めて出会ってカッコよくて河内に声掛けたらさよならリリーのアルバムを貰いました。

さよならリリーのアルバム、貰ってから半年ぐらい毎日聴いてたと思う。

 

ー Hakubi ー

実は京都に違うバンドのPAで行った時に松ちゃんに声掛けてもらったみたいなんやけど失礼ですが全く覚えてないです。

初めてHakubiのPAで呼んでもらった時、3人とも礼儀正しくていい子達だなぁと。

あと片桐がircleのTシャツ着てライブしてて仲間だなと思った。

 

 

 

 

伊井「池田はさよならリリーに思い入れがあるからか、after school planetをずっと推してる。」

 

マツイ「そうなんですね(笑)」

 

伊井「そして俺は基本的に人見知りだから、最初の出会いの記憶はなくて、気づいたら仲良くなってた(笑)」

 

マツイ「分かります。僕も人見知りなんで、2回くらい同じ空気感で絡むまでは固い感じになります。」

 

伊井「そんな感じするね。まっつん、まだ緊張してる?(笑)」

 

マツイ「ようやく溶けてきました(笑)あと片桐は一時期ircleのTシャツを本当にずっと着てたんですよね。ircleと初めて対バンした時に買って、あの日以降からずっと。」

 

伊井「ありがたいし本当に律儀!Hakubiは全員そうだけど、特に片桐はめちゃくちゃ周り見てる気がする。そして片桐の挨拶は片桐です!って感じがすごくて好きなんだよね(笑)それくらいめちゃくちゃ礼儀正しいっていうのが印象深い。」

 

マツイ「めちゃくちゃ見てる人に伝わりづらいじゃないですか(笑)でもやっぱり人と会う時に第一印象ってかなり重要だと思うので、そのあたりは大事にしてると思います。」

 

 



 

最後に池田氏からメッセージ

ircleやHakubiみたいなバンドが売れないと日本の音楽シーンは終わりやと思って頑張ってるんで、嫌われることを恐れて自分を演じる事はせず自分達の好きな様に好きな方向に進んで頑張ってきましょう。

 

HUMANisM〜超★大乱闘編2022〜、

ircleもHakubiもむちゃくちゃカッコいい音出すんでよろしくお願いします!!

 

 

マツイ「めちゃくちゃ良い事言ってる。。」

 

伊井「本当にね(笑)ただ俺個人的にも、Hakubiには自分達がやりたい音楽を信じてやってもらいたいと思ってます。どんどん人の心を刺していってください!河内と片桐の似てるところって、そういうところにもあると思う。」

 

 

 

〜〜〜HUMANisMへの意気込みを語る

 

 

 

伊井「いやぁ、大乱闘編楽しみやなぁ」

 

マツイ「めちゃくちゃ楽しみです!」

 

伊井「メンツも面白いし。ここにHakubiがいるのも良いと思ってる!」

 

マツイ「僕ら的には一緒にやってきたバンドさんや対バンしてみたいバンドさんが集まってるんですけど、お客さんからしたら僕らは異質なのかもしれないですね。」

 

伊井「そこでHakubiらしいライブをやりきってもらうのが楽しみ!」

 

マツイ「唯一の女性ボーカルだし、この中に入れてるのもめちゃくちゃ嬉しいので、頑張ります!」

 

伊井「俺も頑張ります!最後に改めて意気込みお願いできますか?」

 

マツイ「はい!さっきも言ったんですが、お客さんからしたらHakubiは異質かもしれないです。が、初めて見た人の記憶や心に残るライブをしたいですし、ircleにも来年も出てほしいと思われるようなライブをしたいと思います!」

 

伊井「俺はもうHakubi大好きなんで!(笑)宜しくお願いします!」

 



 

 

 

 

 

―――予想以上に真面目な内容となった2人の対談は、真面目ながらもいつも通りな楽しげなものとなりました。

当日の2組のライブも、音も、お楽しみに!

 

皆様の感想おまちしています!
#HUMANisM超地獄