ircle presents「HUMANisM 〜対談編2020〜」LOVE大石(ラックライフ)× ショウダケイト(ircle)

ircle presents「HUMANisM 〜対談編2020〜」LOVE大石(ラックライフ)× ショウダケイト(ircle)

 

開催第2回目となるircleの自主企画「HUMANisM 〜超★大乱闘編2020〜」

前回好評を得た、ircleメンバーが仕切りとなり共演アーティストとの対談を行う企画「HUMANisM 〜対談編〜」を、今年も濃密な内容でお送りします!

 

 

今回お送りするのはDr,ケイト企画の1対1同年代対談!そして、ケイトが今回選んだ対談相手は、LOVE大石(ラックライフ)!

実は付き合いも長い同年代ドラマー対談をお楽しみください!

 



 



 




 

 

 

〜〜大人にスマートな対談スタート

 

 

 

ケイト「今日はゆるりとよろしくね!」

 

大石「お願いします!」

 

ケイト「この間対バンした時にも話してたけど、初めての対バンって覚えてないな。」

 

大石「俺はめっちゃ覚えてます!初めての対バンはCrestで、ラックライフのツアーで、当時別の名前で活動してたsumikaが決まってて、そこにCrest店長の室さんがircleをぶち込んで。でも、その対バンの前に実はircleギターの仲道とは仲良くなってました!仲道ちゃんがMilkyWayで働いてる時にラックライフが出演して、そこの打ち上げで(笑)」

 

ケイト「そんな時代もあったな!(笑)」

 

大石「でも、本当はそれより前に九州のTRIANGLEっていうイベントにircleが出てたから、ずっと名前は知ってましたね。」

 

ケイト「そうなんだ!でも、出会いがCrestってことは、当時は23か24歳くらいだね。ircleもCrest出始めくらい。そっから仲良くなって、ikomaの実家に行って卒アルとか見た思い出もある(笑)なぜ実家に行ったのかも覚えてないけど(笑)大石はircleの最初の印象とかある?」

 

大石「これぞバンドやなぁって思った。ツアー回ってる!バンド!みたいな。高校の頃は地元のライブハウスでそういうバンドをよく見たけど、久しぶりにこんなバンドに出会ったっていう印象。」

 

ケイト「そこから印象は変わった?」

 

大石「そのまま歳をとった印象です(笑)そのまま歳をとって、荒削りの部分は大人になった感じです。」

 

ケイト「なるほど。俺もラックライフに関しては最初同じような印象かもしれない。俺たちよりかは出来上がってたけど(笑)東京ではCrestバンドとして一緒にライブハウスで育ってきて、最近ではホールも似合うライブバンドになったなぁって印象。熱量は前と全然変わらない。自分達的には何か変わった?あんまり打ち上げでこんな真面目な話しないから聞きたい(笑)」

 

大石「確かに初めてかもしれないですね(笑)俺的には、ライブ自体が変わったっていうよりかは、ライブまでの過程が変わったかなと思う。ライブに向けての準備とか。お客さんがどうしたら喜ぶかなとかを昔より考えるようになった。頭が良くなったと思う(笑)」

 

ケイト「ラックライフのそういう考え方とかアプローチの仕方とか、すごい勉強になってる。同年代だしね。」

 

大石「本当ですか。それは初めて聞きました(笑)さっき、そのまま歳をとったって言ってたんですけど、ircleのイメージっていい意味で色々変わる。常に今の若いバンドマンがなりたいバンドなイメージです。慕ってるバンドも多いし、ircleに憧れているバンドが多い。尚且つ先輩にも好かれるし。だからこそ、ircleのツアーやイベントには誘われたら出るっていうバンドは多いと思います。サーキットに出てたらバンドマンが集まったり。」

 

ケイト「そうだね。そこもircleの強みだと思う。あとはもっとお客さんに届いてほしいな。それこそ今は、全方向に向けた作品を作れるようにしないとなって。」

 



 

〜〜〜イベントについて深く話が進む

 

 

 

ケイト「ラックライフは、ircleも2回出演させてもらったGOOD LUCKっていうイベントをやってると思うんだけど、そのイベントをやろうと思ったきっかけは?」

 

大石「GOOD LUCKは、地元のライブハウスとか寝屋川 VINTAGEとか、そこに出てる良いバンドが沢山いて、そのバンドがもっと世に知れてほしいと思ったんです。だからこそ地元ではなく多くの人に来てもらえる大阪の中心でイベントをやって、そこに地元のバンドとゲストバンドを呼んでイベントをやろうっていうのが始まりで。尚且つ自分たちがそこの中心に立てるバンドでありたいっていう思いもあります。そこに地元の後輩バンドが見にきてくれて、ここに出たいって目標にしてもらえるようなイベントを作りたいです。来てもらうお客さんに楽しんでもらうことは前提にして。いい意味でバンドマンの人生を狂わせたい(笑)」

 

ケイト「なるほど。でもそれを25歳とかで始めたことは凄いと思う。俺たちもHUMANisMを始めた経緯は似たようなところがあって。でもそれを思ってても行動にうつすのは難しい。まず自分たちがこれからどうなっていくのかも考えなきゃいけないし。俺たちは30歳になってやっとここまで行き着いた感じかな。」

 

大石「自分たちのことも考えつつイベントをっていう難しさ、凄く分かります。」

 

ケイト「実際GOOD LUCKにircleが出て、当初大阪のバンドってあんまりグルーヴを感じることがなかったんだけど、初めてこんな一体感あるんだって思ったよ。」

 

大石「本気でやっててかっこいいバンド、本当は多いんですよ。」

 

ケイト「ラックライフはGOOD LUCKをやるまでに、なんばHatchでライブをやったことあった?」

 

大石「ないんですよ。」

 

ケイト「俺たちもそうで。大きくてもQUATTROとかで。でも実際去年EASTに立ってみると実感が凄かった。お客さんも嬉しかったと思うし、自分たち自身もEASTっていうステージがしっくりくるようになって、自分たちで背伸びしてでもこのイベントをやって良かったなって思った。」

 

大石「もちろん失敗したら怖いっていうのはあるけど、それに勝るワクワクでやって良かったって思いますよね。いや〜、このHUMANisMもめちゃくちゃメンツいいし、これは本当にircleの人脈ですよ。ツアーもいつもメンツいいし、羨ましくなる(笑)」

 

ケイト「ありがたいよ。本当に。この間久しぶりにラックライフと一緒だった”大ナナイト”とかも、久しぶりにラックライフのライブ見れてめちゃくちゃ良かったな〜。そういうのもあるから対バンイベントって大事だよね。最近は若いバンドマンから俺たちircleが好きで!って言われることも多いけど、そこで終わらずに何か超えてきてくれるバンドとは長く一緒にやれることが多いかな。」

 

大石「My Hair is Badとかもそうですよね?」

 

ケイト「そうだね。マイヘアも一番最初はircleのもうメンツが決定してるツアーにオープニングアクトでもいいから入れてほしい!ってことでオープニングアクト枠で入れたらめちゃくちゃ凄いライブしてて。」

 

大石「大事ですね。この歳になってくると、若いバンドがどれくらいの本気でそう言って来てくれるかとか分かったりしますよね。そう思うと、ircleの20代前半とかぶっ込みまくりなイメージです(笑)」

 

ケイト「そうやな(笑)あの時の先輩には感謝しかない…。」

 

 

 

〜〜〜HUMANisMの話に戻る

 

 

 

ケイト「HUMANisMを立ち上げた経緯の1つとして、ircleも30歳になって、周りにすごい数の仲間がいて、もっとこれを自分たち主導でいい方向で伝えたいと思って。あとは、ircleが大分出身ってことを今のお客さんは知らない人も多いから、知らない人にももっと地元への思いも伝えたいっていう。GOOD LUCKに近いものがあると思う。この今やっているHUMANisMを、まだ詳しくは言えないけどいつか大分で大きくやりたいって思ってる。そこに持って帰るのが目標かな。」

 

大石「へぇ!」

 

ケイト「とにかくお祭りのような感じにしたい!音楽を知らない人でも来れるような。大分も一度来てもらったら絶対に好きになると思うし。」

 

大石「いいですね。それだと一般の人もふらっと来やすい。」

 

ケイト「俺たちからしたらEASTはまだまだ大きいけど、EASTを余裕で埋めれるバンドが気持ちで受けてくれてる。ラックライフもそう。自分たちにメリットがあるかは分からないけど、今回快く受けてくれて。本当に嬉しい。」

 

大石「ircleが言うなら出たいっていう気持ちで。なんとかして出たかった。俺たちも出れて嬉しいです。尚且つ、まずは東京でやって、地元大分に持ち帰りたいっていう今の話も聞けてよかった。大分への愛が伝わりました。そういうものを行動に移せるバンドって信頼できるなと思います。生きていく上の財産!」

 

ケイト「続けていくことも大変だけどね。でも、それを超えていくしかないし、まだまだやるから。」

 

大石「そういう主催のバンドの気持ちがあると、お客さんも楽しみにして来てくれますよね。」

 

ケイト「そうだね。今後は、イベントの色をどうやって出していくかも課題。去年はもう本当に初めてだったから、仲間を集めてイベントをっていうシンプルな内容だったんだけど、今年からは来てくれた人に大分も感じて欲しいなって。来たことない人も沢山いるだろうし。」

 

大石「ラックライフも1回しか行ったことないです。」

 

ケイト「いつでも案内するよ!絶対に楽しませる自信あるから!(笑)」

 

大石「(笑)行きたいですね!是非お願いします!」

 



 

〜〜〜HUMANisMへの意気込みを

 

 

 

ケイト「去年からそうなんだけど、このイベントにはライブかっこいいバンドはもちろん、そのバンドメンバーの人間味がある人たちに声を掛けてる。それがHUMANisMかなと。この日はラックライフがどうぶち込んでくるのかすごく楽しみ!」

 

大石「(笑)頑張ります!!!俺たちもircleがどんなライブを見せてくれるのかかなり楽しみにしてます。こういう場面のircleのライブを初めて見る気がしてますね。他の対バンも楽しみやけど、やっぱircleが楽しみ。」

 

ケイト「ラックライフのお客さんにircleに出会ってもらえるし、ラックライフもircleのお客さんに出会うことができる。そこも楽しみだね。最近知ってくれた人って、ここの2バンドの関係を知らない人もいるだろうし、そういう人にもこのライブバンドを知ってもらえたらと思ってる。そしてこの日大石がircleのライブを見てやっぱいいなって思ってくれたら、次は是非ツアーに呼んでもらうっていうことで(笑)こんな感じでどうでしょうか?!(突然の締め)」

 

大石「おぉ!(笑)じゃあ、俺たちもツアーに誘ってもらったら出ます!?(ビックリマークはてな)っていう締めでお願いします!(笑)」

 

 



 

 

―――ircleイチ話し上手のショウダの対談は、今回も予想以上に深い内容となった。

20代から切磋琢磨して来た2バンドの当日のライブは期待大!そして今後にも期待…

 

 

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#HUMANisM超地獄