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今年CDデビューから10周年を迎える大分発ロックバンドircleが自身最大キャパ会場で行う自主企画「HUMANisM 〜超★大乱闘編〜」に向けて

ircleメンバーがそれぞれのパートごとに仕切りとなり、共演アーティストとの対談を行うこの企画「HUMANisM 〜対談編〜」

 

ラストを飾る今回は、Gt.仲道良企画の１対１真剣対談勝負！

仲道が対談に選んだのは、江口雄也（BLUE ENCOUNT）

数々の時間を共にしてきた２バンドの歴史や、ディープなバンドの話が詰まった１時間。

ギターの話はほぼゼロの濃厚な対談をお楽しみください！

 

 



 

 

江口「え！これは良くん回し？！」

 

仲道「そう！（笑）ただ喋ってるだけっていうゆるい対談！」

 

江口「なるほどね！（笑）この感じでそれぞれのメンバーがやってるのね！」

 

仲道「そう！俺全然こういうの慣れてないからよろしく（笑）」

 

 

〜〜〜対談スタート！

 

 

仲道「今回は1月19日のイベントにご出演いただきありがとうございます。」

 

江口「こちらこそ呼んでいただきありがとうございます！いや〜TOTALFAT出るのは意外だった!KEYTALKも！繋がりあったんだ！」

 

仲道「TOTALFATとは一番長い付き合いだからね。でも今回ブルエンがいたから呼べやすかったし実際それでバランスが取れてるかなと思ってる。KEYTALKとも昔結構やってたのよ！なぜか名古屋で！（笑）そんなこといいつつ、ブルエンと俺らもかなり長い仲ですから。」

 

江口「もう10年くらいかな？上京してちょっとしてからだから、それくらいだね。俺らは一方的にその前から認識してたんだけど（笑）その時はバンド名ircleじゃないとき（笑）」

 

仲道「俺らはその時全然認識してなかった（笑）」

 

仲道「それで、今回のイベントの話になるんだけど、今回の企画は10年前の1月21日に俺たちがCDを流通させた周年っていう意味もあって」

 

江口「なるほどね。そしたらこの日は懐かしい曲やったり？俺が好きな乱の曲とか聴けるのかな？」

 

仲道「それはどうかな！（笑）」

 

江口「なかなか聴かせてもらえなかった乱、やって欲しい！」

 

仲道「まあでも、あの頃の戦いがあったからこその1/19ですよ。」

 

江口「あの時がなきゃ出てないよ！てかあんまり誘ってくれなかったじゃん！」

 

仲道「大事なタイミングじゃなきゃ誘えないなっていうのももちろんある。」

 

江口「確かに。今回このイベント誘われて、よっぽど大事なイベントなのかなって思った。だからこの日は本当に楽しみ。俺は今までircleを散々煽り倒してるからね（笑）若手にircle先輩かっけえっす！って持ち上げられてるのをそんなことないよ！って（笑）」

 

仲道「本当そう（笑）いつも発破かけてくれる（笑）」

 

 

〜〜〜イベント内容について

 

 

仲道「この日も濃いバンドしかいないよ。」

 

江口「ライブ見たことないバンドも半分くらいいるから楽しみ。」

 

仲道「そういうのも楽しんでもらえたら嬉しいね。」

 

江口「あれっ？これ２ステージなの？？」

 

仲道「そう！EASTで２ステージ！」

 

江口「すごいね。このイベントはEASTで初めて？」

 

仲道「初めてだね。いずれは地元大分でおっきいイベントをこの名前でやりたいなって目標もあって、まずは東京でやれないとね！って。ブルエンも節目節目で熊本でライブやってるよね。」

 

江口「そうね。やっぱり地元を盛り上げたいっていう気持ちはある。30歳になってその気持ちも昔より強くなってきた。」

 

仲道「分かる。俺らもその気持ちが強くなってきて、近いうちに大分ででかいイベントをやりたいなって。」

 

 

〜〜〜ここから再度イベントの話

 

 

仲道「俺らも、仲良いバンドはいるんだけど、なかなか自分たちからイベントをやって集まろう！みたいなことをしてこなかったから。ツアーとかではもちろんあるんだけどね。しかも今バンド主体のイベントも多い中で、盛大にどうやっていこうかなって。」

 

江口「普段の流れからKEYTALKとかTOTALFATとか出てくれたのはお客さんからしたらサプライズ感強いよね。俺らの関係は結構知られてるけど、そこの関係を知ってる人はかなり昔からのファンだと思うし。」

 

仲道「そうだね。そういうバンドも出てくれているし、ここは必ず成功させたい。」

 

江口「そうだね。あと、お客さんの期待もすごいだろうし、俺らもすごいライブをするよ！（笑）」

 

仲道「こえええ〜〜〜」

 

江口「しかも、この日はircle先輩！まじかっこいいっす！みたいな若手のバンドも出ると思うんだけど、そのバンドにも牙向いてほしい！リスペクトしてます！みたいなMCよりもバチバチに向かっていくライブをひそかに期待してる。」

 

仲道「いや〜。俺はすでに非常に緊張してますよ。」

 

江口「緊張早くない？！（笑）」

 

仲道「でもやっぱり、お互いここまで続けてこれてる自信もあるし、俺らも江口達にちゃんとやってるぞっていうのは見せたい。」

 

江口「それは俺もだね。」

 

仲道「江口は友達なんだけど、ちゃんとダメな部分も言ってくれるから俺もしっかりやらなきゃっていう気持ちになるな。」

 

江口「それはもう、インディーズの時にircle、SUPER BEAVER、BLUE ENCOUNTでめちゃくちゃ回ってた時の関係があるからこそだよね。ひたすら一緒で毎晩飲み明かしてダメ出ししまくって。移動して銭湯いってライブしてまた打ち上げしてっていう繰り返し。やっぱりあそこでできた絆は相当でかいよね。」

 

仲道「一緒の泥水すすった仲だよね。」

 

江口「その時代もあるから、お互い言いやすいし。なかなかそんな関係のバンドいないよ。」

 

仲道「そうだね。しかもその時の仲間がみんな続けてる。」

 

江口「本当にひとつの財産だよね。」

 

 

〜〜〜〜バンドとしてのこれからの話

 

 

仲道「最後にバンドとしてのことを聞きたくて。ircleはこのイベントを立ち上げて大分でやりたいってなった時に、バンドみんなで話すタイミングがあって。その話し合いでもう一つ繋がれたというか。ツアーやキャパをあげる目標とはまた違う目標ができたときに、また一つバンドとして新しいことを考えるタイミングができて。ブルエンも今度ホールツアーをやると思うんだけど、そこでバンドとしての変化とかあったのかなって。」

 

江口「なるほど。心境の変化というか、もともとブルエンっていろんなところで演れる曲があると思ってるんだけど、ホールではやったことなくて。今ありがたいことにツアーもZeppでやれるようになってるけど、それに満足してたらダメだから。止まっていたくないなっていう危機感もチームであるし、大きいことやるには元のバンドも大きくいないと駄目だから、そのためにも自分たちの力をもっと伸ばしていきたいって思ってる。そのための一手として、今回のホールツアーは挑戦したいと思ってる。アリーナでいずれやるためには椅子の会場でもやれなきゃって。

あとこれは別の目標として昔から言ってるんだけど、大きいフェスの裏で仲間とお酒飲んでバンドのライブ見てっていうのをいつかやりたくて。ircleにあがってほしいけど、そのためには自分たちも落ちてたらだめ。

偉そうに聞こえちゃうんだけどそんな気持ちは一切なくて、そうなるためにも俺たちがフックアップできたらいいなって思ってる。今回のイベントもそう。

ただ、馴れ合いにはなりたくなくて。友達だけど馴れ合いじゃない。サークルみたいじゃなくいつまでもバチバチやっていきたい。」

 

仲道「江口はずっと一貫してそうだよね。ツアーに誘ってくれるタイミングでもいつもそういう気持ち。」

 

江口「それはでも、昔俺らが救ってもらったっていうのが本当にでかい。３バンドのツアーのとき、俺たちはなんにもなくて、ツアーに付いて行かせてもらったていう気持ちだったし、そこをircleとSUPER BEAVERは救ってくれたから。」

 

仲道「いつもそういうことを改めて言葉にしてくれるから、俺もいつもそのタイミングで考える。言われ続けるだけじゃだめだから、俺らもでかくならなきゃ。もう散々追い抜かされてきたからね。」

 

 

〜〜〜ここで最後に伝えたいことがあるとのこと

 

 

江口「あと！最後にこれだけは言いたい！ircle大好き芸人の若手バンドに！！

まず自分たちのバンドを頑張りなさい！（笑）好きな気持ちは大事だし良いんだけど！！！そんなことしなくても、マイヘアのばやちゃんみたいにリストバンドつけてたり、声に出さなくても伝わるから！！！これだけは今日伝えたかった！！！あれをやられる人はもっと大御所バンドよ！！！（笑）」

 

仲道「the pillowsとかフラワーカンパニーズとかね（笑）」

 

江口「そう！俺がいちばんのircle大好き芸人だから！！（笑）これは絶対に伝えたかった！！！（笑）」

 

 

〜〜話を戻して締め

 

 

江口「俺はやっぱり最初にツアー回ってた時のircleの無敵感ってのはみたいよね。枠から超える感じ。1/19それが見れなかったら打ち上げ行かないよ？（笑）あと、良くんには変態ギタリストでずっといてほしい！個人的なファンとしての気持ち！いつも枠から超えてほしい！だってcircleじゃなくてircleでしょ？？circleになったらダメ！（笑）ircleって各々がロックンロールだから。そういう面がみたいな。」

 

仲道「そうだね。メンバー各々にもそういう気持ちがあると思う。」

 

江口「この記事だけみると、俺がircle嫌いに見えるけど、めちゃくちゃ好きだから！好きだからこそこんなに強く言ってる！そこは伝わってほしいわ（笑）」

 

仲道「そうだね。本当にありがたい。やっぱり、この大事なタイミングで呼べてよかった。この日は俺らの関係がこの日伝わったらいいな。俺的には、ブルエンはファストチューンが注目されがちだけど、バラードがいいから、そこに注目してほしいと思ってる。」

 

江口「いやでもこの日はバチバチの曲しかやらないかも（笑）」

 

仲道「どんな空気になるか楽しみ！今日は本当にありがとね！明日もよろしく！」

 

 



 

 

―――メリーロック前日に行われたこの対談は、バンド同士の絆を再確認出来た素晴らしい対談となった。

そして、今回でラストとなったこの「HUMANisM〜対談編〜」

７つの対談全て読んでくれたあなたは、きっとHUMANisMを数倍楽しめること間違いない。

1/19、O-EASTに来る方も来れない方も、ライブ会場でいつでもお待ちしております！